当施設は、この程「県南スポーツ医科学センター いちはら病院」の名称で、茨城県広域スポーツセンターの認定を受けました。(認定番号 CN 025)
広域スポーツセンターとは、地域スポーツ振興のため文部省の提唱により各県に置かれたもので、本県では県教育庁保健体育課の主管で設置されました。先行き県内各地に地域スポーツクラブを作り、県民が自主的にスポーツを楽しむようになることを目指して活動を続けています。
この度スポーツ医科学センターおよびスポーツクリニックが全県的にいくつか設置されました。これは、スポーツにつきものの怪我などの障害に迅速かつ専門的治療を提供するもので、資格を持つスポーツドクターが常勤し活躍している施設が認定されました。
当センターとしては、今まで以上に高度の専門的治療を提供していきますが、それだけでなくセンターの役割として障害の予防、トレーニング・コンディショニング指導など総合的なスポーツ医科学的サービスも提供していく所存であります。
設立
1999年10月 いちはら病院内に設立
趣旨
高齢化社会を迎え、高齢者の健康の維持増進に果たすスポーツの役割に期待が集まるようになりました。また見て楽しむスポーツから、自ら行って楽しむスポーツへと参加人口の拡大に伴いスポーツによる傷害が増え、その予防と的確な治療に対する要求も高まってきました。そのような背景から、当時いちはら病院に勤務していたスポーツドクター6名の協力により当センターが発足しました。当初から医科学センターを名乗った理由は、単なるスポーツ診療にとどまらず、運動選手のメディカルチェック、選手・市民への啓蒙活動、現場への救急医派遣なども視野に入れ、さらに将来県央や県西など各地区に同様センターができることを期待してそのモデル事業として位置づけていました。
活動内容
1.診療活動
現在は4名の認定スポーツドクターにより、専門的治療が行われています。スポーツ診療外来を指定して受診する例は年間150名程度ですが、他に整形外科一般外来でもスポーツ傷害を診療しています。膝の軟骨・靭帯損傷や野球肩・野球肘、足関節捻挫などが多いです。専門の理学療法士によりスポーツリハビリとして筋力強化、スポーツ復帰指導なども行われています。
2.啓蒙活動
現在までに行った啓蒙活動は次のようなものがあります。
- A.少年野球選手のために肩・肘を痛めない投球フォーム講習会を2回
- B.一般市民のため捻挫などに対するテーピング講習会を2回
- C.バッティング向上のための筋肉トレーニング講習会
- D.少年野球投手に対する野球教室 (詳細はこちら)
- E.少年野球野手に対する野球教室
- F.転倒予防体操教室
3.メディカルチェックサービス
茨城県国体派遣選手に対する心電図、胸部X線検査、血液検査、運動器官チェックなどを行っています。また、近隣高校運動部員や大学ボート部選手に対し心肺機能測定、筋力測定、筋肉トレーニング指導、運動器官チェックなどを行っています。
4.スポーツ医学Q&Aの提供
茨城県広域スポーツセンターのホームページに、スポーツ医学に関するQ&Aを提供し、必要に応じ最新の内容に更新しています。
センターの利用方法
以下の方法で、どなたでも利用できます。
スポーツ傷害の特別診療は、一般外来と同じ時間帯に同じ手続きで利用できます。講習会についてはタウン紙などで周知を図りますが、学生対象の場合は近隣の学校にも直接に案内を送ります。
メディカルチェックは、病院事務室に電話で申し込んでください。
スポーツ医学Q&Aは、減量や成人病予防のためのスポーツの利用法、肥満の判定法と適正体重、年齢別適当な運動強度、年代別に勧められるスポーツ種目、ウォーミングアップとクーリングダウンの意義とやり方などについて説明してあります。茨城県広域スポーツセンターのホームページから利用して下さい。
競技復帰を目指すアスリートのために
競技復帰を目指すアスリートを対象として、専門の理学療法士が週に2回治療及び指導を行っています。屋内にはトレーニングマシン、屋外には50mトラック等もあり充実した環境でのトレーニングが可能です。なお当院受診をして頂ければ、どなたでも利用可能となっています。
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| 屋外:50mトラック | トレーニングマシン |





