健佑会について

病院長あいさつ

平成29年年頭所感

いちはら病院 病院長 池田 耕太郎

新年明けましておめでとうございます。

平成23年の東日本大震災では当院も少なからずダメージを受けました。その後、防災の意識を高く持ち気を引き締めていますがそれでも平穏な日々が続くと「平和ボケ」状態になりがちです。年末には茨城北部で震度6弱の地震が発生しヒヤッとしました。幸い大事には至りませんでしたが初動の大切さを改めて肝に銘じたところです。
昨年は整形外科で1029件の手術が施行されました。細心の術前評価、術中術後の対応を備えておくことで周術期のトラブルを皆無にすることを目標にスタッフ一丸となって本年も診療に励む所存です。

また昨年は併設の介護老人保健施設(つくばリハビリテーションセンター)の施設長退職に伴い後任医師赴任までの約3ヶ月間、常勤の内科系医師達の手厚い協力のもと自分が施設長職を兼任いたしました。その際に感じたことは病院と老健・介護施設との「シームレスな連携」の大切さでした。ご高齢の患者様・利用者様は例え隣室へのベッド移動であっても僅かな環境の変化に敏感になられる方々が少なくありません。近隣の急性期病院からリハビリ目的で当施設へ転入院される方々、いちはらメディカルグループ内施設間のご移動等はどうしても心身にストレスを及ぼします。今の医療制度では一施設に長期滞在して医療を継続することは困難です。ご移動のストレスを最小限にするためにもスタッフ間の意思疎通・申し送り等をシームレスに行える環境作りを現場目線で心がけたいと思います。

本年は年明け早々から病棟・外来の増改築が始まります。4月からは回復期病床を現在の112床から120床に増床し、周辺急性期病院からの患者様受け入れにより一層しっかりと対応できる体制を整えていきます。外来フロアについては受付、診察室、待合室、処置室、売店等の改装のほか、会計待ち時間の短縮のための自動精算機導入を予定しています。診療を継続しながらの工程となるので利用者様にはご不便をおかけすることを危惧しておりますがご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆になりましたが本年も皆様のご健康とご多幸を祈念いたします。