センター

つくば膝関節センター

いちはら病院 病院長兼つくば膝関節センター長 池田耕太郎

理念

膝関節疾患に関わる臨床・教育・研究の三本柱を充実させることを目標とする。

設立の経緯

当院は1988年開院以来、地域の整形外科疾患・外傷の治療に深く携わってきました。1993年に当時非常勤であった自分が膝関節専門外来を開設しました。2007年4月に当院常勤となってからもこれを継続し現在に至るまで専門性を高めた診療を行っています。2008年9月には手術室増改築に伴い2室のクリーンルームを新築し、より安全な手術環境が整いました。このような経緯の元、一層専門性の高い診療を追求するために、2009年6月に「つくば膝関節センター」および「つくば脊椎センター」を院内に設立した次第です。

活動

2016年の総手術件数1029例(両側例を別々に換算すると1086例)のうち膝関節関連の手術数は人工膝関節置換術235膝、膝関節鏡関連手術及び骨切り術353膝でした。整形外科の診療範囲は多岐に及びますがその中でも膝関節外科を専門とする医師が現在6名在籍しており、症例数は年々増加傾向にあります。日本整形外科学会認定の専門医研修施設である当院は筑波大学整形外科診療グループ及び東邦大学大橋病院整形外科講座の研修指定病院でもあり、若手医師にとって十分な臨床経験を研鑽する場となっています。
近隣の整形外科医やコメディカルスタッフとともに定期的に開催しているカンファレンスや研究会は我々の診療レベル向上のためにも重要であり、今後さらなる発展を目指します。(膝MRIカンファレンス、つくばスポーツリハビリ研究会、院内膝脊椎勉強会、いちはら筑西連携の会等)
これからも我々の活動を皆様にアナウンスしつつ、臨床・教育・研究の面で地域の整形外科診療に一層の貢献が出来れば幸甚と考えております。