支援部門

看護部

看護部の理念

医療と介護の広い分野で、柔軟性、創造性、独自性、継続性をもって満足いただける看護・介護を提供いたします。

当健佑会は、急性期一般病棟、回復期リハビリテーション病棟の機能別病棟をもつ医療系部門と、在宅ケアから入所までの介護サービスを提供する介護系部門があります。

この医療から介護の広い分野で働く私達看護職・介護職には、激しく変化する現代社会の中で、あらゆる面で適応する能力、つまり柔軟性が求められます。いかなる状況下でも、柔軟性のある思考力・判断力・行動力をもって、患者様・利用者様のサービスに貢献していくべきと思います。

また、サービスの消費者である患者様、利用者様が求める個別性のある看護・介護が提供できるためには、創造性や独自性の能力も必要となります。種々の制約の中でも、決して画一的でなく、健佑会だからできるものも大切にし、発想豊かに、あらゆる種類のサービスを提供する姿勢で、患者様・利用者様の満足に貢献していきたいと思います。

そして、内部・外部を問わず、継続性をもって患者様・利用者様の健康に関わり、その人らしさへの援助ができるように努力していきたいと思います。

看護部の基本方針

  1. 人によりそう看護・介護を大切にします。
  2. 専門的知識と技術を活かし、安全で質の高い看護・介護を提供します。
  3. 多様なサービスで地域リハビリテーションに貢献します。
  4. 患者様、利用者様の権利を大切にします。
  1. よりそう「yorisou」という言語は、日本人にとって、とても温かく響く言語です。21世紀の変動の激しい社会の中で、また、より進歩した医療現場の中で、改めて看護の原点を見つめ直した時、看護をする人と受け手が真に心を通わせることができる現象を作り出すのが、よりそうことであると思われます。いろいろと国際化が進む中で、日本語のよりそうという解釈は現在国際的に議論されていくところです。
    このやさしい表現、人によりそう事の意味を大切にし、患者様・利用者様のサービス提供にあたり、患者様も利用者様も家族の方も、大事にされていると感じるような関わりを大切にしたいと思います。
  2. 医療から介護まで、それぞれの分野で、それぞれの役割で、それぞれが持つ専門的知識と技術を発揮し、患者様・利用者様の安全を第一に考えながら、質の高い看護・介護を提供していきたいと思います。
  3. 当健佑会は、医療から継続される介護保険系の事業所も居宅介護支援事業所、老人保健施設、通所リハビリ、訪問看護ステーション、訪問介護事業所、グループホームと多く、法人は別でも特別養護老人ホームも隣設されているという環境にあります。利用される患者様・利用者様には、個別性を重視した独自性、創造性のあるサービスが提供できるようにしていきたいと思います。それぞれの機能を充実させ、集結させ、地域まで広がるケアとして地域リハビリテーションに貢献していきたいと思います。
  4. 患者様、利用者様がもつ4つの権利(安全である権利、知る権利、選択する権利、意見を反映させる権利)を、サービスの利用者として尊重し、時には代弁者となり、また時には指導者・教育者、相談相手となり、看護職・介護職に求められるあらゆる機能を発揮してよき援助者となるように努力したいと思います。