健佑会について

病院長あいさつ

平成31年 年頭所感 「mannerismに陥らず新鮮な気持ちを持とう」

いちはら病院 病院長 池田 耕太郎

新年あけましておめでとうございます。
年末年始業務だった皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。外来は休日当番や輪番で忙しかったと思います。病棟はスタッフ人数手薄な中、入院の受け入れご苦労様でした。年越しで入院の患者さん達に対して1年365日体制で対応してくれたリハスタッフにも感謝します。
大晦日まで緊急手術をこなした結果、最後の1週間で30件もの手術がありました。その結果、昨年も年間症例数が1000件(1019例1059部位)を超えました。例年にも増して大忙しだったと思います。本当にご苦労様でした。
さて、当院で最も多い手術は膝関節鏡の手術です。年間300例を超えます。骨折の手術、脊椎関連の手術、人工関節も相当数ありますが、一方で当院は似たような症例が多いとも言えます。自分自身も鏡視下手術やTKAばかり何千例と行なってきました。だいぶ疲れてはきましたが、最近特に気をつけていることがあります。それは件数が多くなっても一例一例に最善を尽くす気持ちを忘れないことです。当たり前のことですがとても大事なことなので敢えて伝えておきます。
皆さんも経験があると思いますが、駆け出しの頃は自らが担当した症例一例一例についてメモを取ったり、ノートにまとめたりしたものです。経験値が高まるとわざわざメモに残さなくても頭の中で整理がつくようになるので、メモする機会は減っていきます。それは別に問題ではありません。
自分は今でも手術の際には手術記録とは別にポイントをメモしておく用紙を作り、後で振り返っています。外来でも同様です。気がついたことがあれば手帳に書き込んでおき、後で振り返っています。要は似たような症例ばかりでも新鮮な発見や学ぶべき事がいくらでもあるということです。
新年を迎えるにあたり、mannerismに陥らぬよう初心を忘れずに新鮮な気持ちで業務・診療に臨みたいと思いますので皆さんも一緒に頑張りましょう。
本年もよろしくお願いいたします。

(いちはらメディカルグループ職員に対しての新年挨拶より)
平成31年1月4日 全体朝礼にて