病院・法人紹介

病院長あいさつ

2022年1月1日「令和4年 年頭の挨拶」

いちはら病院 院長 池田 耕太郎

 新年おめでとうございます。
 この年末年始休みは土日を挟んでの5日間だったので短く感じる方もいらっしゃったかもしれませんが、この間、出勤して入院患者様の診療、看護、介護に従事したり、救急患者受入等で県南地域の医療を支えてくれたりした職員の皆様に感謝いたします。
 昨年は順風満帆状態で年頭の挨拶をさせていただいたことを記憶していますが、その10日後にCOVID19陽性患者が出現したのを皮切りに、入院患者、病院職員および老健施設入所者様ら計27名が感染するというクラスター状態となり、病院は2月末までほぼ機能停止に陥りました。この間、患者様には大変な不自由とご心配をおかけしたことは心痛の極みです。職員、とくに病棟看護師達の肉体的精神的疲労はほぼ限界に達しましたが、いざという時の団結力の強さを発揮してくれ、お陰様で何とかこの窮地を脱することが出来たことに改めて深謝いたします。
 当グループでは昨年4月からワクチン接種が始まり、その効果もあってかその後新規陽性者の発生はなく経過しましたが、変異株等の脅威は続いています。年末には3回目のワクチン接種が始まりました。今年もCOVID19に翻弄されるのかと思うと辟易としますが、ワクチンが普及し、新薬も臨床応用されてきたので、1年前とは違い全くの無防備というわけではありませんので診療・介護には大きな影響なく過ごせるだろうと希望を持っています。
 今年の抱負は開院以来30余年にわたり当院で培ったものを持続すること(サスティナビリティー)と新たな価値を生み出して育てていくこと(イノベーション)を両立させて、社会的貢献の責務を果たし、患者様に十分な満足をお届けしていくことだと考えております。
 本年が皆様にとって飛躍できる素晴らしい年になりますよう祈念いたします。

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