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インフルエンザ感染対策について
院内感染対策委員会
毎年、12月から3月にかけて、インフルエンザが流行します。入院中の患者様は通常より体力が衰え、感染しやすい状態にありますので、注意が必要となります。そこで院内での感染が拡大しないように様々な対策を行っています。
一般的に感染対策としては、感染源は何か?どうやって来たのか?どうやって感染していくのか?以上の3点をふまえて、感染が拡大しないようにどう対策をするのか?がキーワードとなります。
感染源は、インフルエンザウイルスです。特徴は、大きさ80~120nm(1万分の1ミリぐらい)、種類は大きく3種類、A・B・C型がありA型には144種類の亜型があります。その中で人がかかりやすいのは、AH1N1型、AH3N2型、B型の3種類です。この型に合わせたワクチンが作られます。
感染経路は、"感染者のくしゃみや咳"によって飛ばされたウイルスを直接吸い込んでしまう場合と、ウイルスが付着したモノの触り、その手を介して感染します。感染するとヒトの体内の細胞で増殖し、くしゃみや咳によって、他の人が感染します。その繰り返しが、感染の拡大となります。
では、どうやって予防するのかですが、当院では、職員全員にワクチン接種を行っております。また、12月から3月までは、①普段より手洗いの回数を増やすこと、②業務中はマスクを着用すること、③外出後はうがいをすること、④人が密集する場所は避けること等を励行しています。もし感染したならすぐに休み、入院患者様・来院者にうつらないようにします。
一人ひとりが、「インフルエンザにかからない」、「インフルエンザをうつさない」を心がけ、感染拡大防止に努めています。